ハーレーカスタム日和

ハーレーは日本とアメリカで仕様が違う部分とは?

アメリカと日本の違い

日本に輸入されているハーレーと、北米で販売されているハーレーを比較すると、色々な点で違いがあることをご存知でしょうか。基本的な所ではスピードメーターがキロ表示かマイル表示かという細かな違いがありますが、重要なのがパーツの仕様の違いです。自身の持つハーレーと違う仕様のパーツを付けたりすることはトラブルの元になりますので、どのパーツが日本とアメリカで仕様が違うかという事を知りましょう。まずはフロントウィンカーです。日本仕様のハーレーは、車幅灯とウィンカーが別々なので、ウィンカーのみが点灯するシングル球という電球が使われていますが、アメリカ仕様は車幅灯とウィンカーが兼用のため、ポジション用のダブル球が使用されています。

この違いは日本とアメリカの法規の違いなどが要因で起こるもので、特に中古でハーレーを購入した時には車体が日本仕様なのに、フロントウィンカーが改造されてアメリカ仕様のものが取り付けられている場合もありますので注意して下さい。リアウィンカーも日本とアメリカ仕様のもので違っていて、アメリカ仕様のものはランプの色に赤系統のものを使用していますが、日本ではストップランプと同じ色になってしまうので赤色のランプは認められていません。従ってアメリカ仕様の物が付いていたり誤って購入してしまった場合には買い替えたり、レンズ部分をフロント用のものに換えて使用する必要があります。